サイズ選びは 何人分入れるか 濃いのが好きか 取扱い開始時は、1カップと3カップの2種類からスタートしましたが、もう一つ大きいサイズ、6カップを新たにラインナップに追加し3サイズの展開となりました。
1カップ: 普段エスプレッソを淹れるのは一杯分、自分の分だけという方は一番小さい1カップをどうぞ。
こうした器具はもしもの時の為に大きなものを買いたくなりますが、1杯分淹れることがほとんどであればこのサイズです。
東屋の社内で使っているのはこの1カップのみだとか。
少ない量で作ると味のブレも少ないですから、自分好みのエスプレッソを追究するのならこのサイズ。
とことん使いこなすのが理想的です。
100mlの水と6gのコーヒー粉をセットし、100ml弱のエスプレッソが抽出できます。
Teemaのマグカップの容量が220ml程度ですからミルクとの割合は半々〜若干ミルク多めという感じです。
ただこのサイズは底面積が直径72mmとかなり小さいので、ガスもIHもそのまま火にかけるのは難しい。
ガスコンロは五徳の上に置くミニ五徳を、IHで使う場合はヒーティングプレートが必須です。
3カップ: 1〜2人分のカフェラテに向いたサイズです。
160mlの水と14gのコーヒー粉をセットし、140mlくらいのエスプレッソが抽出できます。
ティーママグ2杯に分けると倍量の牛乳で割ることになるので、ミルク量多めのミルクコーヒーになりますし、エスプレッソを1杯分に全て使うとミルク量80mlくらいの濃いめのカフェラテも楽しめます。
このサイズの底面積は直径82mm、このサイズに関してもガス・IHそのまま使うのは厳しいサイズですので、ガスはミニ五徳、IHコンロはヒーティングプレートの準備が必要な場合が多いと思います。
6カップ: 一度にたくさんの人数分淹れることが多いのであればこのサイズです。
300mlの水と24gのコーヒー粉をセットし、250mlのエスプレッソが抽出できますから、ティーママグ2杯に分けるとミルクの量は100ml弱、濃いめのラテとなります。
牛乳の量を増やせば3〜4杯程度まで一度に淹れられますから、一気に沢山淹れたいならこれです。
6カップになると底面積は直径96mm。
一般的にIHコンロで使用するには、底面積が120mm以上というのが目安にはなっていますが、機種によってはこの大きさなら加熱可能なものもあります。
実際スコープアパートメントのIHコンロでは、ヒーティングプレートを使用しなくても問題なく加熱できています。
ちなみに、3カップと6カップは、漏斗にストレーナーを逆さに装着してコーヒー粉をセット、ボイラーの水も半量にすると(安全弁の下にうっすらと〇印がありますが、物によってはほぼ見えないのであくまで目安程度です)容量半分のエスプレッソを淹れることもできます。
1カップはストレーナーと漏斗が一体化しているので半量はできません。
サイズが変わると、出来上がるエスプレッソの味も少し変化します。
私が飲み比べたところ、1カップよりも3カップの方が少し濃く抽出されるような気がしました。
粉の割合が若干多くなる為だという理解でいます。
ちなみに気になる東屋のミルクコーヒーのレシピは、1カップで淹れたエスプレッソ約100mlに、牛乳250ml、砂糖はティースプーン2杯のベスト比率。
Teemaマグ2杯分くらい出来上がります。
牛乳多めなラテがお好きな方はぜひ試してみてください。
オイシイヨ! 使用するにあたっての 注意事項などは こちらに追記していきます。
シンプルな構造で作られているジャンニーナ。
そうそう壊れるなんてこともなさそうです。
実際東屋さんでは、いくつものメーカーを十何年も使い続けているけど、一度も壊れたことがないと聞きましたからそこは安心。
日々のお手入れに関してや、気が付いたことなどはこちらに追記していきますので、使っていて気になることがあればこちらをチェックしてみてください。
◎本体上パーツの底に使われているゴムパッキンは一年に一回を目安にお取替えください。
パッキンは2個入りで別売りしています。
パッキンを本体から取り外すのになかなか苦労すると思いますが、隅につまようじのようなものを突っ込み、浮かすと取りやすいです。
ただこのゴムパッキンは取り換え時以外は外さない方がいいと思います。
使っていると内部の汚れが気になって、全て取り外し洗浄したい衝動に駆られる人もいると思いますが、パッキンを無理に取り外そうとするとキズがつき、そうなるとうまくエスプレッソが抽出されない原因にもなります。
◎3カップと6カップは、ストレーナーと漏斗が一体化しておらず、別々のパーツとなっています。
淹れ終わった後に、誤って粉と一緒にストレーナーを捨ててしまうことがあるようですから、ご注意を。
万が一捨ててしまった場合は、パーツのみご購入いただけます。
◎火をかけた直後の本体はかなり熱くなっていますので、取扱いには十分注意してください。
エスプレッソを注ぐ時も本体から熱い蒸気が出ます。
熱いままExtendable trivetに置くと焦げます、というのは私の体験談。
以前、『出来上がったエスプレッソをマグに注ぐときにこぼれるのがどうにかならないか?』というお問合せを頂きましたので、メーカーに問い合わせたところゆっくり注げばこぼれない、ということでした。
ほんとー?と思いながらやってみたら確かに垂れたりこぼれたり、というのがなくなりました。
どういう理屈かはわかりませんが、知っておくと役に立ちます。
◎エスプレッソにコーヒーの粉が混ざってしまうといった場合、豆を細かく挽きすぎている可能性もありますが、上部フィルターの中にコーヒーの粉が溜まっているというのも考えられます。
コーヒーの粉を引くと見た目には均一に見えてもムラがある場合が多く、使い続けるうちに細かい粉が上部フィルターの穴を通ってしまうことがあるようです。
その粉を取り除くためには、上部パーツの底面から、パッキンとフィルターを取り外し、フィルターの中に残っているコーヒーの粉を水道水でよく洗い流してください。
また上部パーツを通る真ん中の穴の中を綿棒などで掃除してみてください。
お手入れ後はまた元の状態に戻しますが、ここでフィルターの上下を間違え易いので、取り外した後に上下がわかる写真を撮っておくことをおすすめします。
とはいえ、上でもご説明した通り、パッキンは余り取り外ししない方が無難ですから、パッキンの取り換えタイミングにあわせて、ついでにこの部分も掃除する、というのがスムーズではないかと思います。
ジャンニーナの仕組み上、エスプレッソに多少の粉が混ざることはよくあることでもあります。
(スコープ成戸) スペック 材質 ステンレス 寸法
1カップ:約W116×H128×φ72mm / 442g
3カップ:約W136×H147×φ82mm / 617g
6カップ:約W157×H178×φ96mm / 860g 生産 Made in Italy 備考 ガスコンロ : ○ / 電磁(IH)調理器 : × 購入前に確認ください ・ 表面に若干のキズが見られる場合があります。
Q&Aのログ Q. IH非対応とのことですが、やはり、IHの場合は諦めるしかないですよね? A. 本体だけではIH非対応ですが、市販のグッズを使うことで、対応可能です。
そのグッズの紹介と使い方をブログにまとめました。
→ IH非対応にもうグッナイ!
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